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Grounding Spirituality 地に足のついたスピリチュアルへ

『Grounding Spirituality (地に足のついたスピリチュアル)』とは 2

現実世界にきた目的というのは、非物質世界・精神世界において入念に計画してきたものでありますが、それは物質世界で、心から自分が望むことや、興味や情熱を注ぐものを通して、自然と遂行されていきます。


大概の人は、特にそれが魂の目的だと意識的に理解していない状態で、計画してきた仕事や役職などについていることが多いようです。


またその他に、インスピレーションやシンクロニシティによっても、その目的を理解することができるので、それらを意識的に活用して行動に移していく人などもいます。


もし自身が精神世界で、家族と仲睦まじく愛をもって生活するイメージを持ち、この現実世界でそれを体験するという計画をし、この場にきてそれを実現しているのならば、それこそがまさに『Grounding Spirituality (地に足のついたスピリチュアル)』の意味するところであります。


その愛のある家庭を築くことは、一見、身の回りのことだけに見えるかもしれませんが、それは自分の身の回りが天国のような状態となり、常に自分自身の波動が『愛』という非常に高い状態となることから、その状態は世界の波動を上げることにも繋がります。


この世界というのは、自分の写し鏡のような場であり、自分の状態がそのまま反映されるので、常に自分自身の波動を高く保つことにより、その波動に準じたものが必然的に引き寄せられてきます。


このことから、常に自分の写し鏡とされる意識の中、宇宙の中で波動を高く保つことというのは、この世界に非常に大きな影響をもたらし、また自分の身の回りも明るく照らす光となるので、まさに『一隅を照らす』ということになります。


それは、物質世界という現実世界に居ながらにして、非物質世界である精神世界にいる時と同じ波動域の状態となることから、まさに『地上の天国』であり、『Grounding Spirituality (地に根付いた精神性)』の状態と言えます。


だからこそ、常に自分自身の波動を愛で満たし、自分の身の回りを愛という光で照らしていく、現実的な『行動』というのが非常に重要であることがわかります。


それは家を建てることとまったく同じであり、もし自分自身で理想の家を建てようとするならば、まずそれを実現させる為に、良い建材となる木を探して、それが使えるように切ったり、土台を作ったりと、様々な具体的な行動が必要となります。


ただ座ってそのイメージを持っているだけでは、一向にその家は立つことはあり得ないことから、実際的な『行動』というのが絶対的に必要となってくるのです。


その理想とするイメージを、『行動』という具体的な動きによって現実化させることで、この世界に自分の理想とするものが実現することから、この物質世界においては『行動』ということが、現象化・物質化させる働きそのものとなります。


だからこそ、もし理想やイメージ、また言葉だけで完結させてしまうと、『行動』という魂の目的を実現させる働きを行わないことになるので、この物質世界・現実世界にいる意味や必要性がなくなってしまいます。


もちろん自分自身の波動によって、自然と引き寄せられてくる現象もあり、そのように変化していくこともありますが、そこにまた自分自身の『行動』という『Grounding (地に足をつける)』によって、自分の求めるものがより完全なものとして仕上がっていくのです。


このことから、その精神世界の理想のイメージを、現実世界で行動して実現させるということが、『Grounding Spirituality (地に足のついたスピリチュアル)』の意味であります。




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